今回、G1レースであるマイルCSを制覇した競走馬・ステルヴィオの引退が、5月11日にステルヴィオを所有するサンデーサラブレッドクラブから発表されました。
この引退発表に対し、競馬ファンからは様々な反応があり、G1レースという大舞台を制した競走馬の話題性が伺える一幕となりました。
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もくじ
なぜステルヴィオの引退は話題になったのか?
今回は、引退後は種牡馬(しゅぼば)でなく乗馬になるということに多くの意見が集まっています。
競走実績がある馬が全て種牡馬になれるわけではなく、実際には血統が重視されているのが現実のようです。
ステルヴィオがどこのクラブでいつ乗馬になるかはまだ未定です。
マイルCS制覇のすごさとは?
競馬ではレースの規模によって名前がつけられ、分類がなされています。
その中でも「重賞」と呼ばれるレースは競馬の目玉で、賞金額・注目度が高く、非常に盛り上がるレースです。
重賞は「G1・G2・G3」の3つにわけられており、特に「G1」は特別で、観客が1万人を超えることもあります。
ステルヴィオが1着を勝ち取った「マイルCS」もG1だったため、ステルヴィオは注目度の高い競走馬でした。
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乗馬になるとはどういうことなのか?
競走馬は引退後に乗馬クラブなどに送られるか、その成績や血統に期待され、種牡馬(しゅぼば)として新たに子孫を残していくかのどちらかになります。
今回ステルヴィオは乗馬になることが決定したので、ステルヴィオは「種牡馬に向かない」と判断されたということです。
ステルヴィオの系譜を辿ると、伝説の三冠馬シンボリルドルフ生んだ、スイートルナの血も混じっています。
それだけに、乗馬の判断を下されたというのはファンからすれば残念な結果でしょう。
休養して復帰する予定だった
実は、ステルヴィオは今年1月に行われた「京都金杯」で脚をケガしてしまったため、休養に入っていました。
5月14日に行われる「京王杯スプリングC」での復帰に向けて調整を行っていましたが、調教中に症状が悪化、そのまま引退という結果に。
この引退について、ファンからは「復帰を待っていた」という残念がる声もあれば、「もういいんじゃないかと思っていたから、ホッとした」という安堵の声もありました。
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「乗馬になるのはもったいない」と残念がる声も多い
ネットではこのような意見があがっています。
こういった声が多数あがるのは、愛されていた競走馬の証に他なりませんね。
引退後は普通の馬として、元気に過ごしてもらいたいものです。