節分の飾りつけ、ご自宅では飾られていますか?
「豆まきしてるよ」「恵方巻食べてるよ!」という方は多いかと思いますが、今年は飾りつけにも挑戦してみてはいかがでしょうか?
では、その節分の飾りつけは、いつからいつまでするのでしょうか?また玄関はどうするか、意味や由来も気になりますね!
そこで今回は、節分の飾りは玄関はどうする?いつからいつまでか、意味や由来もご紹介いたします^^
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もくじ
節分の飾りはいつから飾る?
出典:https://www.youtube.com/watch?v=BT4NhzZMXS8
柊鰯を飾り付けるのは、一般的には正月行事がひと段落ついた、1月15日の小正月からとされています。
ただし、これにも多少地域差はあります。
地域によっては
・節分の日(2月3日)だけ飾る
・節分の日(2月3日)から2月末日まで飾る
・節分の日(2月3日)から一年間飾る
また中には、
鰯の頭が猫に食べられるまで飾っておく
という地域もあるそうです。
1月15日から飾って問題ありませんが、地域で「ウチはいついつから」という決まりや習慣があるのであれば、ご近所の皆さんと足並みをそろえて飾り付けてください^^
節分の飾りはいつまで飾る?
節分(2月3日)の翌日(2月4日)は「立春」。立春以降はひな人形を飾るのが風習となっています。
飾り始めが1月15日で、2月3日まで飾るとすると、結構長い期間飾っていることになりますね!
ただし、こちらも飾りはじめる時期と同様、地域によって多少違いがあります。
多くの地域では「2月3日にはしまう」ことは共通していますが、中には2月いっぱいや、それ以上の期間飾る地域もありますので、これもご近所さんの様子を伺いながらご判断ください^^;
節分の飾りは玄関はどうする?
出典:http://yorozudailynews.blog.so-net.ne.jp/2015-12-10
節分の時期になると、玄関先に魚の頭が枝に刺さったものを見たことがありませんか?
この飾りを柊鰯(ひいらぎいわし)といい、昔から節分の時期になると玄関口に飾られています。
地域によっては、呼び方が少し違う場合があります。
・焼嗅(やいかがし、やっかがし、やいくさし、やっさし)
・柊刺し
また、柊鰯に加えて
・トベラ・・・トベラ科トベラ属の常緑低木。枝葉に悪臭があるため、魔除けに用いられました。
・家内安全などの御札
といったものを一緒に飾るところもあります。
現在ですと、柊鰯を飾る家は多くはありませんが、外を歩いているときに見かけると、季節感を感じられていいものですよね^^
節分の飾りの柊鰯はなぜ飾る?
出典:http://girlschannel.net/topics/447114/
節分と言えば、鬼退治のイメージがありますよね!
「鬼は外、福は内」と鬼を厄災(病気や災害など)に見立てて、厄払いを行い、無病息災を願います。
玄関に飾り付ける柊鰯も、鬼を寄せ付けないための魔除けの意味を持っています。
昔から日本では、「臭いもの」「尖ったもの」には魔除けの効果があるとされていました。
「ひな祭り」で知られる3月3日の上巳(じょうみ)の節句は、別名「桃の節句」ともいわれるように、桃を飾ります。
また「こどもの日」として祝日にもなっている、5月5日の端午の節句には菖蒲を飾ります。
桃も菖蒲も、どちらも香りの強いものですね!
また尖ったものも昔から魔除けや厄除けに用いられることが多く、代表的なものとしては松の葉や柊などが正月や節分などの飾りに使われてきました
節分の時期に病気や災害などの厄災に見立てた「鬼」を退治するために、臭いものとして「鰯の頭」、尖ったものとして「柊」を飾り、その家に鬼が近寄らないように願をかけたのが始まりとされています。
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節分の飾りの柊鰯の由来とは?
出典:http://wakuwaku-days.com/setsubun-hiiragi-iwashi/
また、昔から門や玄関などに御守りなどを飾って、災難や魔物が近寄らないようにする「門守(かどもり)」という風習があり、柊鰯はこの門守のひとつとして生まれました。
なぜ鰯が飾られたのかという理由には2つの説が残っています。
鬼が嫌う鰯を玄関に置いて、鬼を遠ざけたとする説です。
鰯を焼くのは、鬼が苦手な鰯のにおいをより強く、遠くまで届くようにするためとされています。
さらに柊が置かれたのは、それでも近づく鬼の目を鋭いトゲで刺して退治するためだそうです。
反対に、鰯は鬼の好物だと考える説です。
鰯を焼いて鬼をおびき出し、玄関までやってきた鬼を柊のトゲで退治するという説です。
どちらかが正しいかは定かではありませんが、いずれにしても「鬼を家に近づけないようにする」ために置かれたのが始まりです。
柊鰯は歴史もとても古く、最初に登場するのは平安時代の事でした。
紀貫之が記した土佐日記(935年)の中で、正月について書かれた文章の中に登場するのが最も古い記録とされています。
当時は、鰯ではなく鯔(ぼら)の頭を用いており、正月のしめ飾りに柊の枝と一緒に刺していました。
鯔は、成長とともに名前が変わる出世魚なのでめでたいとされ、飾られていたそうです。
鯔から鰯に変わった時期や理由は不明ですが、現在では鬼を退治するための魔除けの役目をもって飾られています。
節分の飾りの柊鰯の作り方
出典:http://wadainotansu.com/wp/1935.html
ここでは実際に柊鰯の作り方をご紹介します^^
□鰯 1匹(※使うのは頭だけです)
□柊の枝 1本(20cm程度のもので、トゲトゲの葉っぱが付いたものを選んでください)【作り方】
1.鰯の頭をしっかりと焼きます。
2.柊の枝に、鰯の頭を刺します。
作り方は「焼く」「刺す」だけの2ステップですので、とっても簡単ですね^^
鰯を焼く時は、一匹丸ごと焼いてから頭を切り離してもOKです!
ただちょっと気になるのが材料!
鰯はスーパーに行けば簡単に手に入ると思います。もちろん頭付きのものを1匹買ってきてください。
問題は柊!普段なかなか買いに行きませんよね^^;
近所で売っているのか?それともどこか山へ取りに行かなければならないのか!?
そもそも柊って、どんな木かわからないぞ!!??
そんな方も安心です。どうやら節分の頃には、節分用の「豆が付いている枝とヒイラギ」がスーパーなどで売っているようです。
これがあれば、あと鰯の頭を焼いて、刺して、飾るだけですから簡単ですね!
これならお子様と一緒に作ることもできそうです。
ちょっと見た目が怖いですが、節分という日本の節季の勉強に、親子で作ってみてはいかがでしょうか。
折り紙で作る方法もありました↓↓↓
出典:https://www.youtube.com/watch?v=S82mD1JkEVc&t=2s
節分の飾りの柊鰯の処分の仕方
出典:http://www.sohappydays.net/archives/1945
・飾り終わった柊鰯は塩で清めてから半紙に包んで捨てる
・近くの神社のどんと祭で焚き上げてもらう
魔除けとして飾った柊鰯。
2月3日の夜には玄関から下げて、そのまま生ゴミとしてごみ箱にポイ。。。
というのは待ってください!!
せっかく飾った魔除け、他のごみと一緒に捨てずに、きちんと清めて処分しましょう!
手軽なのは、まず柊鰯を塩で清めて、それから半紙に包んで捨てるという方法。
魔除けの役割をはたしてくれた飾りを、しっかり清めてから処分しましょう。
またその他にも、こんな方法で節分の飾りを処分することがあります。
・灰になるまで焼いて、玄関先に盛る
・神社で焚き上げてもらう
お正月の飾りなどと同様、神社で焚き上げてもらえるのであれば、それが最も望ましいでしょう。
神社で焚き上げてもらう場合は、近所の神社のどんと祭にもっていって焼いてもらいましょう!
神社へ持参する時期は、節分の飾りをしまう時期によって変わります。
・翌年の2月3日に柊鰯を掛け替えるのであれば、翌年のどんと祭
縁起物や魔除けは、焚き上げて処分するのが望ましいのですが、どんと祭に行くことが難しい場合もあるでしょうし、といって自宅の庭やベランダで鰯の頭を焼くのもやめておいた方がいいでしょう。
※近隣トラブルになりかねません!
昔は川へ流したりしたこともあったそうですが、今は環境問題もありますのでやめておきましょう。
やっぱり塩で清めて、半紙に包んで捨てるという方法が一番無難だと思います。
上記のどんな方法でも構いませんが、せっかく飾ったものですので、最後まできちんと手順を踏んで、ご利益をいただきましょう^^
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まとめ
魔除けの意味を持つ節分の飾り。日本古来の風習も大切にしたいですね!
今年の節分には豆まき・恵方巻に加えて、柊鰯も作ってみてはいかがでしょうか?^^
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