雛人形のダンボールが壊れてショック!
ダンボールは買い直せるの?それとも・・・
何か代わりにちょうど良いケースはある?
雛人形のダンボールは湿気で劣化すると強度が弱くなります。
ダンボールが壊れてしまったら「どうしよう?」と悩みますよね。
そんな悩みを解決する対処法やおすすめケースを紹介します!
この記事でわかること
- 雛人形を収納しているダンボールが壊れた場合の対処法
- 雛人形の収納に向いている収納ケースの紹介
- 雛人形の収納について知っておくべきポイント
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もくじ
ケースがない!雛人形のケースが壊れたらどうする?
1年ぶりに雛人形を押し入れから出しているときに、収納していたダンボールが壊れたら「どうしよう・・・」と不安になりますよね。
ダンボールは湿度の高い状態が続くと湿気を吸い続けてしまい、強度を保てずに壊れてしまう場合があるのです。
高温多湿は害虫が好む環境でもあり、すでに湿度で壊れ始めているダンボールは害虫の温床になりかねませんよね!
カビはダニの餌になり、ダニは蜘蛛の餌になります。
また、ダンボールがノリ付けされている部分がある場合は、粘着剤がゴキブリの餌になるそうです。
おすすめのケースを紹介しますので、新しいケースを手に入れて、壊れてしまったダンボールは思い切って処分してしまいましょう!
では、ダンボールが壊れたときの対処法を次の項で詳しく解説していきますので、ぜひお役立てくださいね。
- 雛人形を入れるダンボールを買い直す
- オーダーメイドのダンボールを購入する
- ダンボールをもらって調整する
- 別のケースを使用する
雛人形を入れるダンボールを買い直す
買った時から保管しているダンボールは雛人形にちょうど良いサイズで使い慣れていて、同じものがほしくなりますよね。
そう考えたときに「雛人形を収納していたダンボールを買い直すことはできるの?」と思いませんか?
雛人形を購入したお店にダンボールの在庫があれば再購入は可能ですが、在庫があるとは限りませんし、値段も安くはありません。
購入したお店に、段ボールの在庫の確認と販売価格を聞いてみると良いでしょう。
しかし再購入はもう少し待ってください!
今回ダンボールがダメになったように、ダンボールを買い直しても、何年か後にまたダメになる可能性がありますよね。
他の対処法やおすすめのケースをこれから紹介しますので、その上で再購入を検討してくださいね。
オーダーメイドのダンボールを購入する
雛人形を収納していたオリジナルのダンボールが手に入らなくても、「同じサイズの箱に収納したい!」と思いますよね。
そんなときは、オーダーメイドでダンボールを購入するという方法がありますよ。
例えば 「株式会社アースダンボール」 ではオーダーメイドで、サイズを指定して1個からでも注文が可能です。
雛人形のガラスケース外箱(70×40×50cm)が壊れて1箱だけの要望に対し、オーダー時単価9,800円という実例が掲載されていました。
少し値段は高いですが、指定サイズでしっかりとしたダンボール箱が購入できるので、気になったらサイズを測った上で問い合わせてみると良いでしょう。
また、「オーダーメイド ダンボール ○○県」と検索すると、お住まいの地域でオーダーメイドに応じるダンボール業者が探せます。
何社かに電話して相談してみたり、ご希望のサイズを伝えて見積もりを取ったり、比較して検討すると良いですよ。
選んだ業者の工場がわりと近い場合もありますから、何かのついでに取りに行ける距離なら、送料を交渉をしてみるのもアリですね。
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ダンボールをもらって調整する
雛人形を収納していたダンボールの寸法を測り、大き目のダンボールを加工してちょうど良い箱を作ることも可能ですよ。
スーパーなどの店舗でダンボールを調達できますから、状態の良い、ちょうど良い強度のダンボールをもらってきましょう!
お店で買った商品を持ち帰るために用意されているダンボールですから、もらうときは店員さんに許可をとってくださいね。
ダンボールは無料でもらえるので費用は掛かりませんが、作業の手間が掛かりますし、思い通りに仕上げるのは結構大変です。
仕事で梱包を経験している人が知り合いにいれば、ダンボールを加工するコツを知っていますから、相談してみると良いでしょう。
もしかするとその知り合いに作業を請け負ってもらえるかもしれませんよ。
別のケースを使用する
雛人形を収納していたダンボールが壊れたのを見て、「ダンボール以外で何かちょうどいいケースがないかな?」と思っていませんか?
雛人形の保管に適した収納方法を知らないと、失敗して大切な雛人形を劣化させてしまうかもしれませんよ。
雛人形は高温多湿の状態で保管していると、「しみ」「カビ」「害虫」などの脅威にさらされることを覚えておきましょう!
逆に乾燥し過ぎも「ひび割れ」の原因となり雛人形に良くないので、雛人形にちょうど良い湿度を保てる環境を整えることが必要ですよね。
そこで、保管するケースの素材に何を選ぶかが雛人形を守る重要な要素になるのです。
では、雛人形を保管するケースとしての、各素材ごとのメリット・デメリットとデメリットを補う対策を確認しましょう。
- ダンボール
- メリット:軽い
- デメリット:湿気と害虫に弱い
- 対策:除湿剤、防虫剤を使う
- プラスチック
- メリット:丈夫、害虫に強い
- デメリット:湿気がこもる
- 対策:除湿剤を使う
- 桐箱
- メリット:湿度を自動で調整
- デメリット:高価
- 対策:長く使い続ける
- ポリエステル素材
- メリット:湿気と害虫に強い
- デメリット:外部の湿気が入る
- 対策:除湿剤を使う
プラスチックケースは向いてない?
プラスチックケースは、「外からの湿気を遮断してくれて、雛人形の保管にいいのでは?」と思いますよね。
しかし、雛人形が放出する湿気がこもってしまい、雛人形が「カビ」や「しみ」や「黄ばみ」でダメになってしまう可能性があります。
プラスチックは雛人形が出す湿気を逃がせないので、残念ながら雛人形の収納には向いていないのです。
どうしてもプラスチックケースに収納する場合は、乾燥剤を入れて湿度を管理する必要があります。
雛人形の収納ならやっぱり桐箱!
雛人形の収納に最適なのは、やはり桐箱です!
桐箱は適度に湿気を吸収と排出し、自動的に雛人形に適した環境を保ってくれるからです。
また、段ボールは害虫の温床となる危険性がありますが、桐の箱には防虫効果があるのでその点でも安心ですね。
安心だからと桐箱を過信し過ぎて、湿度の高い環境で保管することがないように気を付けましょう!
湿度の低い場所に保管し、除湿剤も使うなど、細心の注意を払ってこそ桐箱の良さが最大限に生かされるのですね。
気になるお値段ですが、楽天市場で「桐箱 雛人形」と検索すると表示される中からおすすめをご紹介しますね!
1~3段の雛人形ケースが販売されていて、収納容量の目安としては、1段で平飾り、2段で七人飾り、3段で15人飾りを収納できます。
Amazonでも同じような1~3段の雛人形ケースが販売されていますので、比較してみても良いでしょう。
他の素材よりも割高に感じるかもしれませんが、「大切に長く使い続ける」「安心を買う」と考えるとやっぱり桐箱ですよね!
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その他おすすめのケース
雛人形を収納していたダンボールの代用として「無印良品 - MUJI」や「IKEA」が販売するポリエステル製のケースを紹介しますね。
「無印良品 - MUJI」サイト内の検索ボックスで「ポリエステル綿麻混 ソフトボックス」と検索するといくつかの候補が表示されますから、フタ式のタイプを選ぶと良いでしょう!
また、「IKEA」の場合は「SKUBB」(スクッブ)で検索するとリサイクルポリエステルを使用したケースが表示されますので、ちょうど良いサイズのケースを選ぶと良いでしょう。
これらの商品なら通気性があり、湿気がこもることはありませんが、外部からの湿気を防ぐことまではできません。
やはり湿度の低い場所に保管し、除湿剤も使うことが必要ですね!
雛人形を湿気や虫から守る方法
雛人形は湿気や虫に弱いので、できる限りの対策をした上で、安心して保管したいですよね。
ケースや防虫剤、除湿剤だけでなく、「保管する場所が湿気や熱がこもらない場所かどうか」にも気を付けなければなりません!
湿気は下の方にたまる性質があり、害虫は高温多湿を好みますから、湿気も害虫も下の方にたまるということです。
ということは、部屋の上の方が雛人形の保管に適していることがわかりますね。
ほとんどの場合押し入れに収納することになると思いますが、押し入れなら天井に接している天袋が最適ですよ。
しかし、天袋に収納する場合に収納ケースの「高さ」が問題になる場合があります。
先ほど紹介した「桐箱」の1段タイプは入る可能性が高いですが、2段、3段のタイプは高さがあるので、天袋には入りません。
桐箱の2段か3段のタイプを購入する場合でも、押し入れの中段に入れるようにして、下の段には入れないようにしましょう!
押し入れの天袋でも中段でも、念には念を入れて、乾燥剤や防虫剤を一緒に入れておくようにしてくださいね。
楽天市場で「ムシューダ 人形用 8個入」など、人形用の防虫・乾燥剤も販売されていて、「においがつかない」「防カビ」「黄ばみ防止」「ダニ除け」などの機能があります。
人形用の防虫・乾燥剤は地元の店舗で安く買える場合もありますが、時期外れには売っていない場合がありますので、店頭で見かけたら早めに購入しておきましょう!
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【まとめ】雛人形のダンボールが壊れたらどうする?
この記事では「雛人形のダンボールが壊れたらどうする?」という疑問に応えて、「ケースの素材」「保管場所」「保管のポイント」などを紹介しました。
ダンボール、プラスチック、ポリエステル、桐など、さまざまな収納ケースの素材がありますが、やっぱり桐箱が最適ですよね!
また、湿気は下の方にたまる性質があるので、保管場所は天袋が最適です!
さらに、人形用の乾燥・防虫剤を入れておけば、安心して1年間保管できますね。
雛人形を「桐箱」に入れて「人形用の乾燥・防虫剤」を入れて「天袋」に収納することが、この記事で推奨する最高の組み合わせです!
大切な雛人形をいつまでも良い状態を保って保管するために、この記事をお役立てくださいね!
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