気が付くと目やにが出ている。うっとおしいですね。
特に風邪をひいたときには出る量が増えるような気がします。いったいなぜなのでしょうか!そもそも目やにってどうしてできるのでしょうか?原因と、どうしたらいいかの対策も紹介します!
そのため今回は、風邪で目やにが多い原因は?対処法や充血したら目薬刺すべき?をご紹介します!^^
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もくじ
目やにはどうしてできる?
出典:https://www.beauty-co.jp/news/dbn/cosme/NW000159/
目やには免疫反応が作用してできる生理的な分泌物です。
垢のようなはたらきといえばわかりやすでしょう。
代謝の働きの一つで、目に入ったゴミなどをくるんで外に出しているのです。
目やには、水分と、雑菌や老廃物が混じった粘液状の分泌物がたまったものということです。
通常の仕組みは、鼻の付け根あたりにある涙嚢(るいのう)から、
涙がほこりやゴミなどをまじらせ、その下に続く鼻涙管を通って鼻水となり排出されます。
気づかないうちに涙は自然に分泌され、また気づかないうちに鼻涙管を通って鼻の方へ流れていっています。
朝起きた時目やにがたまりやすいのは、寝ているため鼻涙管を流れずに目にたまってしまうためです。
また、起きているときでも目やにが出るのは、空気中の汚れやゴミが多いために原因があります。
目頭や目じりに少量出る程度は、正常な代謝活動の結果ということです。
ちなみに日本人は外国人と比べて鼻涙管が細いので、水分が鼻よりも目から出る方が多いらしいです。
泣く場合、日本人は涙の量が多く、外国人は鼻水の方が多いということです。
風邪をひくと目やにが多くなる原因は?
出典:http://kadrhosh.com/conjunctivitis/
風邪をひくと目やにが出る量や回数が多くなるように思いませんか?
その原因はなんでしょうか?
それは、鼻水の逆流によるものなんです。
もともと粘膜は風邪などのウィルスや菌の影響を受けやすいところです。
目の粘膜、鼻の粘膜、胃の粘膜、全部風邪の症状に関係がありますよね。
目やには、上で述べたように本来鼻涙管を通って鼻水として排出されるべきものです。
が、しかしその量が多すぎると、すでに大量に出ている鼻水でいっぱいになり、
鼻涙管をスムーズに通れなくなった分泌物が、鼻涙管を逆流することになってしまいます。
それが目やにです。風邪の目やには老廃物が鼻から出ることができずにあふれだしたものということになります。
花粉症の症状も同じですね。
私は重度の花粉症ですが、花粉が極度に多い場所に行くと、鼻水はもちろん目やにが大量に出ます。
朝起きたとき、目がくっついて開かなかったこともあります。体ががんばって体内から花粉を排出しようとしている結果です。
風邪の場合も、弱っている体に悪い菌や、白血球にやっつけられたウィルスや、その闘いで死んでしまった白血球などを排出しているわけですから、ありがたい代謝活動だといえるのです。
しかし、風邪が原因なら問題ないのですが、
起きている時に目やにが多くなる場合は、ウィルス性結膜炎にかかっている可能性があります。
その種類や特徴をご紹介します。
充血の原因はこれ?ウィルス性の結膜炎
水っぽい目やに、黄色い目やにが特徴です。
風邪の症状はよくなってきているのに、いつまでも目やにが止らないという場合、
ウィルス性結膜炎の可能性を疑う必要があります。
ウィルス性結膜炎とは、風邪のウィルスが目の粘膜である結膜に影響を及ぼし起こる炎症です。
結膜とはまぶたの裏側を覆う粘膜のことです。
症状としては、目やにや涙の量が多いことの他、充血したり目の奥のゴロゴロ感があげられます。
目が疲れやすく、物がかすんで見えたりすることも。
ウィルスによっては、結膜炎なのに、喉などにも症状が現れたりすることもあるそうです。
目やにの色は黄色い濁りが見受けられたりします。特にウィルス性のものは、白っぽくねばねばが強いそうです。
花粉症などのアレルギー性のもの
花粉症などのアレルギー性のものは、どちらかというとサラサラ感が強いとのこと。
軽めの症状であれば、目薬などで自然治癒することが可能ですが、放置しておくと悪化することも考えられ、
別に炎症を引き起こし、最悪失明に結びついてしまうということもあるそうなので、やはり病院へ行くことが一番だと思われます。
その他、鼻涙管閉塞など、鼻涙管がつまってしまって分泌物が通りにくくなる症状がある場合も、
目やにの量が増えるということです。
いずれにしろ、目やにが多く出るということは、何か原因があるわけですから、早い目に対策を講じるのがよいと思います。
子供が風邪をひくと大人より目やにがでやすい原因は?
出典:http://www.vdt-life.com/child/
原因やしくみは大人と同じ。違うのは構造上の問題です。
子供は目と鼻の位置が近いので、大人よりも鼻涙管が短いのです。
ですから必然的に目やにが出やすくなっています。
鼻からの分泌物がすぐに溢れやすいということですね。
鼻風邪による鼻水などをしっかり除去することで、目やにの量は減っていくはずです。
また、子供は大人にくらべ抵抗力も免疫力も弱いので、雑菌に負けやすいということもあります。
ですから、結膜炎にもなりやすいのです。
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目やにが多い時はどうするべき?対処法は?
出典:https://condb.link/cotton-swab/
こまめに拭き取る、目に触れた手は放置しない、タオルはわける
ティッシュか綿棒で、丁寧に拭き取りましょう。くれぐれも汚れた手でこすったりしないように。
ウィルス性の結膜炎の場合はうつる可能性がありますから、目やにを拭き取った手は洗うようにして、
タオルなども別々のものを使うようにしましょう。
小さな子供や赤ちゃんの場合も清潔な綿棒かやわらかいガーゼなどで、少しずつ丁寧に拭き取ってあげます。
その際、せっかく取り除いた最近が目に戻ってしまわないように、綿棒やガーゼは新しい面を使うようにして。
綿棒はくるくる回して使いましょう。
また、目やにが固まってしまって取りづらい場合があります。
その場合も手でこそげ取るのではなく、水で濡らした綿棒やガーゼで。
鼻水の対処も
出典:https://doctors-me.com/doctor/nose/3
目やにの原因は水分が鼻涙管を逆流することですから、その原因の一つである鼻水を少なくしてやることも対処法の一つです。
頻繁に鼻をかんだり、薬を使うなりして、鼻水の治療をすれば、目やにも少なくなるわけですから。
目薬で
抗菌作用のある目薬で対処しましょう。
目薬をさ際に気を付けることは、目薬の先端が目やにや目の部分に触れないようにすることが大切です。
目薬に細菌がついてしまっては、そこで繁殖してしまう可能性があります。
次に差す時に、薬とともに細菌もいっしょに目に入ってしまうことになりますね。
目やにのケアは、すべて清潔に保つことが必要です。
粘膜を強くする
出典:http://目の充血に効くサプリ.net/massage/
粘膜を強くすることで、風邪をひくにくくすることが大切です。
ビタミンAなどをしっかりとってすべての粘膜を強くし、免疫力を高めましょう。
眼精疲労なども涙の出る量を増加させてしまいます。結果目やにが出やすい原因に。
ですから、目をリラックスすることを心がけて、マッサージや目薬、目を冷やすなどして、疲れ目にならないように気を付けることが目やに防止になります。
コンタクトレンズにも気を付けて
合わないコンタクトレンズは、涙の分泌量を増やし、目やにの原因となります。
また清潔でないコンタクトレンズも要注意です。最近が目に侵入してしまいます。
洗浄は怠らないように。
子供の目やにのもう1つの原因は、プール熱もある?
そしてもう一つ子供が気を付けなければならない病気として、プール熱があります。
五歳以下の幼児が80%以上を占めるウィルスによる感染症です。
簡単に夏風邪ともいいますが、正式名称は咽頭結膜熱といいます。
その正式名からわかるように、代表的な症状として、喉の痛み、結膜炎、高熱があります。
特に結膜炎の症状は、普通の結膜炎より重いものです。目の腫れ、充血はもとより、
目やにの量がとても多く、ひどい場合拭いても拭いても出続ける時もあるようです。
当然目もあけづらくなります。
プール熱のウィルスはシーズンというものがないのに加え、一度かかっても免疫力がつかず、
何度もでもかかってしまう性質のものだそうです。
ですから、あまりにも目やにが多い場合、プール熱を疑ってみるというのも必要でしょう。
子供の場合、強い喉の痛みや高熱などによる倦怠感以外は、自覚症状が薄いのが普通です。
微熱程度なら平気で動いていますし、鼻水などすすっていれば平気です。
特に目やになど痛くもなんともないのですから、自分から訴えることなど少ないでしょう。
ですから大人が気を付けて見てあげることが必要ですね。
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こちらは、市販の目薬と違い、防腐剤が入っていないので、目に非常に優しい目薬です。
市販の目薬は目に悪い成分も入っている場合があるので、そういった点も気を付けましょう!
目薬で水分補給、洗浄などこまめにしてケアして大切にしましょう。
まとめ
目やには体を守る防衛機能の一つ。多くなるということは、必ず原因があるはず。
しっかり見極め早めに対処しましょう。
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