健康

風邪で便秘になる原因と解消法!2つの関係、薬の副作用の影響もある?

みなさんは風邪をひくと便秘になってしまうことはありませんか?ただでさえ熱が出たりのどが痛かったりで大変なのに、便秘にまでなったらとても辛いですよね。なぜ、風邪をひくと便秘になってしまうのでしょうか?その原因や解消法、風邪と便秘の関係が気になりますよね!
そのため今回は、風邪で便秘になる原因と解消法!をご紹介します!

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風邪で便秘になってしまうの?

出典:https://harb-tea.com/minttea-detox-cold-constipation/

ひとことで風邪といっても、高熱が出たり、くしゃみがでたり、のどが痛くなったりとその症状は千差万別です。

その中でも、「風邪をひくと何故だかわからないけど便秘になってしまう」という人は少なくないそうです。

風邪と便秘にはどんな関係があるのでしょうか?

では何故風邪をひくと便秘になってしまうのか、その原因をご紹介します。

風邪で便秘になる原因は3つ

風邪で便秘になってしまう原因は大きく分けて3つあります!

それは、

・脱水症状
・自律神経の乱れ
・風邪薬の副作用

です。この3つの原因を詳しくご紹介いたします。

原因1:脱水症状によって

出典元:https://ouchimedical.com/archives/8345

汗・鼻水・熱により、腸の水分が失われるから便秘になりやすくなります!

風邪をひくと体内に侵入したウィルスを倒そうと細胞が活発化し、体温が急激に上昇します。

その熱を下げようと体は熱とともにたくさんの汗をかきます。

また、体内に入り込んだウィルスを排出しようとして鼻水もいっぱい出ます。

そうした状況を、水分補給もせずに放っておくと体内からはどんどんと水分を失い、脱水症状をおこして、体はカラカラになってしまいます。

体から水分を失えば、腸内も水分がなくなります。

腸内から水分がなくなれば、そこで作られる便も水分がなくなり固くなってしまうため腸から出づらくなってしまうのです。

原因2:自律神経の乱れから

出典元:https://www.syufeel.com/onayami_ichiran/health/ken-22/

風邪をひくと、身体の免疫力が下がり自律神経が乱れることがあります。

自律神経が乱れれば、関節痛や寒気など身体に様々な不調をきたしますが、腸などの内臓の活動も不安定になります。

なぜなら自律神経とは、体の様々な器官の活動を「コントロールする神経」だからです。

このコントロール器官が正常に働かなければ、腸もまた正常に働くことができなくなるのです。

腸が正常に動かなければ、うまく便も排出されず便秘になってしまうのです。

季節の変わり目は特に自律神経が乱れやすい時期なので体調には十分に気を付けたいですね。

原因3:風邪薬の副作用

出展元:https://medicommi.jp/25928

意外と知られていませんが、風邪薬の副作用として便秘になってしまうことがとても多いんです。

例えば、鼻水やくしゃみ、アレルギー症状などを抑える効果がある「抗ヒスタミン剤」は、腸をはじめとした消化器官の働きを鈍らせる作用があります。

また、「リン酸コデイン」等の鎮咳成分には、咳止めの効果がある反面、腸の活動を抑制する作用があります。

こうした成分は市販されている多くの風邪薬(総合感冒薬)に含まれているため、何気なく薬を飲んでいると知らず知らずのうちに便秘になってしまうことがあるのです。

この副作用は全ての人に起こる作用ではなく、もともと胃腸の弱い人や便秘がちの人に起こりやすいそうです。心当たりのある方は、風邪薬を購入する際に、しっかりと成分表示を確認すると良いでしょう。

具体的に、便秘の引き起こす可能性がある成分は下記になります。

・コデインリン酸塩水和物
・ジヒドロコデインリン酸塩
・マレイン酸クロルフェニラミン
・dl-塩酸メチルエフェドリン
・ノスカピン

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風邪で便秘になった時の解消法!

では、風邪で便秘になってしまったらどうすればよいのでしょうか?

ただですら体調不良で大変なのに、大がかりな便秘対策なんてできませんよね?

そんな辛い風邪の症状の中でも実践できる解消法として、4つご紹介いたします!

解消法1:水分

出典元:http://madokawindow.com/807.html

まずは水分をしっかり取りましょう!

風邪になると脱水症状になりがちなので、こまめに水分を取ることが大切です。

人間は1日1.5リットル~2リットルの水を飲んだほうが良いとされています。

特に脱水症状になりやすい風邪の時はそのぐらいかそれ以上に飲むように気をつけたいですね。

また、冷たい水よりは白湯(さゆ)にして飲むことをおすすめします。

温かい水は体内に吸収されやすいですし、

冷たい水を飲みすぎると胃腸が冷えてあまり良くありません。

風邪をひいている時は、睡眠中に大量に汗をかきますので、

寝起きと寝る前にはまずは一杯、水や白湯を飲むように心がけましょう(^^)

解消法2:食物繊維・食べ物

出典元:http://aojiru-kyoukasho.com/shokumotsuseni-aojiru/

食物繊維には腸内環境を整える効果があります。

便秘の時は、食物繊維が多く含まれる食べ物を積極的に食べましょう。

特に果物を多くとると良いのではないでしょうか。

果物には、食物繊維が多く含まれている他にも、水分も多く含まれています。

食物繊維も水分も取れて、便秘には一石二鳥の食べ物ですよね♪

風邪の時の便秘にオススメなのは、ミカンなどの柑橘類です。

ミカンなどの柑橘類には、食物繊維が多く含まれている以外にも、

ビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCには、

悪いウィルスを退治してくれる白血球の働きを強めてくれる効果があります。

下痢や軟便のときには、柑橘類は酸が強いため食べることはオススメできませんが、

便秘風邪の時には最適な果物と言えるのではないでしょうか。

食べ方としては、

便秘の時は、胃や腸がうまく動けていないことが多いので、

消化しやすいようにミキサーにかけて飲むとさらに効果が出やすいと思います!

また、果物は体を冷やすことも多々ありますから、

しっかりと体は温めておくように注意してくださいね♪

解消法3:睡眠

出典元:https://humin-nyau.com/sleep-element

風邪をひいたら、まず風邪を治すことが第一です!

しっかりと睡眠をとって体を休めましょう。

少なくとも7時間以上は睡眠をとるようにしてください。

そして眠っていると体は休まりますが、

じつは自律神経(副交感神経)は睡眠中には活発に動いています!

自律神経が活発に動けば、腸などの内臓も活発に働くようになり、

腸内では便が作られます。

逆に睡眠不足になると自律神経はうまく働かなくなります。

自律神経の乱れは、睡眠不足などの不規則な生活が大きな原因を占めているのです。

ですから、睡眠をしっかりととって、自律神経を安定させることが、

健康的な便通の第一歩なのです♪

解消法4:薬

出典元:http://gahag.net/004668-health-care/

薬と言っても、下剤はオススメできません。

風邪になると、腸内細菌が減少していることが多くあるので、

下剤ではなく腸内環境を整える「整腸剤」を服用することをおすすめします。

症状がひどいようであれば、一度、今服用している風邪薬を中断して、

きちんと病院に受診してください。

専門のお医者さんと相談して自分の体に合う薬を処方してもらうのが一番だと思います。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
風邪の時の便秘について、原因や対処法をいくつかご紹介しましたが、一番大切なのは、睡眠や食事をしっかりととって規則正しい生活を送ることなのかもしれませんね。季節の変わり目で何かと体調を崩しやすい季節ですが、お体に気を付けてお過ごしください(^^)

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