秋といえば、銀杏拾いの季節ですよね。銀杏の旬の時期は、いつからいつまでなのでしょうか?銀杏に含まれる栄養についても気になりますよね。
そのため今回は、銀杏の季節はいつ?旬の時期や栄養は?をご紹介します!^^
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銀杏の季節はいつ?
出典:https://www.pakutaso.com/20170824241post-13103.html
収穫は何月から?
銀杏はイチョウの紅葉が始まる前の、
9月初旬から収穫をすることができるようになります。
全国で紅葉の見ごろが少しずれているように、銀杏の収穫ができる時期も各地域で異なってきます。
紅葉前線は北から南に向けて進行するため、関東と関西を比べた場合、関東の方が関西よりも収穫出来る時期が2週間程早くなります。
関東では9月初旬から、関西では9月中旬頃から収穫することが出来るようになります。
11月半ばまでがたくさん収穫できる時期で、銀杏拾いを楽しむことができます。
旬の時期は?
イチョウの木が黄葉する前の、10~11月中旬までが旬の時期になります。
イチョウの黄葉の見頃が11月中旬~下旬ですが、紅葉が見頃になってから銀杏を収穫するのは、少し遅いです。
12月には落葉が始まりますので、その頃には銀杏が取れなくなってしまいます。
イチョウの葉が色づき始める少し前から、色づくまでが銀杏の旬だと覚えておきましょう。
市場に出回るピークは?
スーパーでは年中銀杏を置いている所もありますが、
銀杏が市場に出回るピークは10月~11月になります。
丁度旬の時期が出回るピークになっているということですね♪
平成28年の銀杏の生産量は、一位が大分県で228.0t、二位が愛知県で194.5t、三位が香川県で88.2tになっています。
全国シェアでいうと大分県が23.7%、愛知県が20.2%、香川県は9.2%になっており、
大分県と愛知県で全体の4割以上のシェアを持っていることになります。
銀杏は栄養満点!
銀杏に含まれる栄養素
銀杏にはでんぷんやカロテン、ビタミンB1、ビタミンC、各種ミネラルが含まれています。
各栄養素の効能を紹介すると、
カロテン:美肌効果、視力を良好にする、生活習慣病予防
ビタミンB1:疲労回復、精神安定、美肌効果
ビタミンC:疲労回復、美肌効果、ストレスの緩和
ミネラル:骨や歯を作る
などといった効果があります。
銀杏は臭いが強く避けられがちですが、栄養豊富なので、上手に取り入れたいですね。
銀杏で医者いらず?!
銀杏は栄養豊富なため、昔から民間療法に用いられています。
夜尿症、頻尿
銀杏にはギンコライドという成分が含まれています。
ギンコライドは血流を良くし身体を温める作用があるため、夜尿症や頻尿に効果があると言われています。
せき、痰
肺を温める作用によって咳止めたり、痰のきれが良くなります。
疲労回復
銀杏に含まれているビタミンB1やビタミンCは、疲労回復効果があり、
銀杏は疲労回復や滋養強壮にも古くから使われていました。
風邪の予防
銀杏に含まれているビタミンC、パントテン酸は、免疫細胞を活発化させる働きがあると言われています。
日頃の食事に銀杏を少し加えるだけで、免疫を高める効果も期待できます。
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銀杏の食べ過ぎに注意!何個まで?
出典:https://www.irasutoya.com/2018/06/blog-post_4.html
中毒を起こす可能性、何個から?
薬用、食用にされる銀杏ですが、
銀杏には中毒性があり、食べ過ぎると中毒を起こす可能性があるので注意が必要です。
中毒量は子供で7個~、大人では40個~となっています。
銀杏を使った料理の中でも特に、
銀杏の串焼きなんかだと、お酒のおつまみについつい沢山食べてしまいますよね。
子供だと1~2本で食べ過ぎになってしまいますので、
十分注意しなければいけません。
食べ過ぎで起こる症状
食べ過ぎることで主に嘔吐や痙攣の症状が起こります。
その他にも、顔面蒼白、呼吸困難、めまい、発熱などの症状がでることもあり、
最悪の場合死に至るケースもあります。
銀杏の食べ過ぎで万が一上記のような症状が出た時は、
吐くことで痙攣を誘発させてしまうため、無理に吐かせてはいけません。
また、痙攣が治まっても、再発する可能性があるので、安心せずにすぐに病院で診てもらいましょう。
子供は特に気を付けて
先にも書いたように、子供の中毒量は7個~となっており、
軽く食べることが出来てしまう量なので、子供は特に気を付けなければいけません。
実際に、中毒患者のほとんどが子供なので
おつまみ等で銀杏が食卓に上がる際には、子供の食べる量を大人がしっかりと管理しましょう。
銀杏拾いはココに注意
出典:https://www.pakutaso.com/20171109320post-14057.html
臭いとかぶれ対策は必須
銀杏は臭いが強く、素手で触るとかぶれてしまう成分が多く含まれているので
銀杏拾いには臭いとかぶれ対策が必須になります。
触った直後だけでなく、数日後に症状が出ることもあります。
肌の強い人、弱い人と個人差はありますが、かぶれると大人でも我慢できないほど痒くなるので、注意しましょう!
かぶれた時の対処法や臭いに関しては別記事で詳しくご紹介しています↓↓↓
用意するもの
銀杏を拾いに行く際は、かぶれと臭いの対策をしなければいけません。
薄手の手袋、ビニール袋を持って行きましょう。
また、布製の手袋だと、かぶれる成分が浸透してしまう可能性があるので、
できるだけゴムやビニールなど、水分を通さない素材の手袋を選ぶことが大切です。
手袋は、厚手よりも薄手の手袋の方銀杏を拾いやすくかさばらないのでおすすめです。
下処理の際には厚めのゴム手袋を使いましょう。
また、銀杏はとにかく臭いが強いので、車や電車等で銀杏拾いに行く予定の方は、
臭いが漏れないようにチャック式の密封できるビニール袋を用意していくと良いですよ。
下処理で銀杏の殻を割る際は、ぎんなん割器があると便利です。
殻が飛び散りにくく、力要らずで女性でも楽に使うことが出来るタイプがおすすめです♪
あとは、収穫した銀杏をより美味しく食べために銀杏煎り器があると、
簡単に火を通すことができて便利です^^
銀杏の木を探すには
銀杏は大きな木の方が実も大きく育ちます。
近年は神社やお寺、広い公園には大きな銀杏の木があることが多くなっています。
神社やお寺にイチョウの木が植えられている理由は、
イチョウの木には水分が多く含まれていて燃えにくいため、
イチョウの木を植えることで、火災が起こらないようにという願いが込められているからです。
なので、大きなイチョウの木がどこにあるか分からないという方は、
まず神社やお寺に行くと良いですよ♪
広い公園も大きなイチョウの木が植えられていることが多いので、銀杏拾いにおすすめです^^
たくさん拾いたいときは、有名な銀杏並木のスポットに行くと良いですね。
東京だと、明治神宮や上野公園あたりが有名です。
逆に、住宅街や街路樹に使われているような銀杏の木は細いことが多く、
実も小さいので、あまりおすすめできません。
銀杏の実がなるのはメスの木だけなので、銀杏拾いの前にメスの木があるか確認しておきましょう。
メスの木とオスの木は葉の形で見分けることが出来ます。
メスの木は葉の真ん中が裂けていません。反対にオスの木は真ん中が裂けています。
葉の形を見てまずはメスの木をみつけ、その周りを見てみると、銀杏がたくさん落ちていますよ。
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銀杏の旬の時期は、9月から11月半ばまでということがわかりました。銀杏は栄養も豊富なので、食べすぎに注意して、季節の味を楽しみたいですね^^
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