この前、久しぶりに祖母の仏壇に手を合わせてきたけれど
その時のろうそくの燃え方が不思議だったんだよね。
何か意味があるのかな?
ろうそくが変わった燃え方をしたのは、ご先祖様がメッセージを伝えているから。
仏壇のろうそくの炎の色や、燃え方、体験談について紹介していくね!
自分の見たろうそくの状態と照らし合わせて、メッセージを確認しよう!
この記事でわかること
- 仏壇のろうそくの炎の色とメッセージ
- 仏壇のろうそくの燃え方とメッセージ
- 不思議な燃え方をした仏壇のろうそくに関する体験談
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もくじ
仏壇のろうそくの炎はご先祖様からのメッセージ
仏壇に置かれたろうそくの炎が揺れたり、色が変わったりすると、仏壇という場所だけに、何か意味があるのか不思議になりますよね。
初七日や四十九日なら、なおさらです。
中には奇妙な現象に対して、怖いと感じてしまう人もいるでしょう。
しかし、仏壇のろうそくの炎が揺れたり、炎が変色したりする現象は、ご先祖様からのメッセージの可能性があるため、ありがたいものなのです。
「風もないのに、なぜか炎が激しく燃えている」「何かを訴えかけているように、炎が燃えている」という場合は、ご先祖様からのメッセージだと考えられます。
ろうそくの炎と通じてご先祖様が伝えようとする方法は、大きく分けると2つあります。
それは、炎の色・炎の燃え方です。
また、初七日や四十九日、お盆、一周忌などには、ご先祖様がこの世に帰ってきてくれますね。
以上のタイミングで、仏壇のろうそくの炎を介して、ご先祖様が私たちにメッセージを伝えてくれることが多いようです。
ここからは、仏壇のろうそくの炎の色や燃え方によって異なる、ご先祖様からのメッセージの意味についてスピリチュアルな観点から解説していきます。
【仏壇のろうそく】炎の色による意味の違い
仏壇のろうそくの炎を介して、ご先祖様は私たちにメッセージを伝えてくれますが、メッセージを伝える際の炎の状態は様々です。
中には仏壇のろうそくの炎の色によって、ご先祖様がメッセージを伝えようとすることもありますよ。
以下では仏壇のろうそくの炎の色による意味の違いについてスピリチュアルな観点から紹介します。
炎の色による意味の違い
- 炎が黄色の場合
- 炎が赤色の場合
- 炎が青色の場合
- 炎が紫色の場合
- 炎が緑色の場合
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炎が黄色の場合
一般的なろうそくの炎の色は黄色です。
炎の色が黄色に見える場合は、何の問題もなく、ご先祖様からのメッセージもない状態です。
ご先祖様からのメッセージがないと「自分はご先祖様から見放されているのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、伝えるべきメッセージがないということは、ご先祖様が満足している証拠です。
ご先祖様が伝えたいメッセージとは、主に現世の私たちの行いや、供養についてです。
「家族みんなで仲良くして」「お墓の手入れをして」「たまにはお墓や仏壇に花を供えて」といったもの。
もちろん現世の私たちへの感謝を伝えるメッセージの場合もありますが、ご先祖様からのメッセージが必ずしもポジティブなものではないのです。
このため、仏壇のろうそくの炎が黄色の場合は、ご先祖様が現状に満足している証拠と捉えて差し支えないでしょう。
炎が赤色の場合
仏壇に置かれたろうそくの炎が赤色だった場合は、ご先祖様が怒っていることを表しています。
ご先祖様は日ごろから、私たちの様子を見守ってくれていますね。
日頃の悪い行いや、家族を大切にしないような行動、傲慢な行動を見かねて、現世の私たちにメッセージを伝えようとしているのです。
ご先祖様は赤色の炎を介して、叱ってくれます。
仏壇のろうそくの炎が赤色だと、恐ろしいことが起きそうな気がしてしまいますが、ご先祖様はあなたを害そうとしているわけではありません。
罰を与えようとしているわけでもありません。
「このまま同じ行動をとっていると、自分たちの子孫が不幸になってしまう」と心配して、怒ってくれているのです。
仏壇のろうそくの炎が赤色だったときは、今一度自分の過去の行動を振り返ってみましょう。
炎が青色の場合
仏壇に置かれたろうそくの炎が青色だった場合は、ご先祖様からの要求を表しています。
要求と言っても様々ですが、多くの場合は供養や家族のことでしょう。
最近、お墓参りはしましたか?
家族や親戚との交流は途絶えていませんか?
ご先祖様への供養が、形だけのものになっていませんか?
仏壇のろうそくの炎が青色だったときは、何かあなた自身の心に引っかかる部分があると思います。
ご先祖様の要求を推し量って行動することで、ご先祖様に満足してもらえるだけでなく、自分自身の心もすっきりとしますよ!
ご先祖様は特に難しいことは要求してきません。
ろうそくの炎が青色だったときは、自分の行動を変えるチャンスでもあるので、ご先祖様の要求に耳を傾けましょう。
炎が紫色の場合
仏壇に置かれたろうそくの炎の色が紫色だった場合は、ご先祖様からの感謝や満足を表しています。
スピリチュアルでは紫には、神秘的、高貴、不思議という意味があります。
このため、紫は精神世界や「あの世」との関係が深い色と言えるでしょう。
先ほど、仏壇のろうそくの炎の色が黄色だった場合は、ご先祖様は特に伝えるべきことがなく、現状に満足している、ということを紹介しました。
紫色の炎も同様に、ご先祖様の満足を表していますが、ろうそくの炎が紫色だったときは、感謝を伝えたいほどの大満足と捉えられます。
家族や親類の仲が良い、仏壇やお墓の手入れが十分行き届いている、日々心のこもった供養をしている…という人に、ご先祖様は感謝のメッセージを伝えてくれますよ!
ご先祖様のメッセージを励みに、今後も親類との交流や、供養を行いましょう。
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炎が緑色の場合
仏壇に置かれたろうそくの炎が緑色だった場合は、ご先祖様の不満を表しています。
現世の私たちの行いに不足があったのでしょう。
炎が青色の場合と同様、家族との仲や供養、自分の行動を振り返って行動を改めることで、ご先祖様を安心させてあげることが大切です。
ろうそくの炎が緑色だったときは、心のこもった供養に加えて、故人の好物や季節の果物、食事などをお供えするのもおすすめですよ!
お経を唱えて、あなたの気持ちを伝えるのも良いです。
以下では、般若心経の練習にピッタリの動画を挙げます。
天台宗、曹洞宗、真言宗、臨済宗の方は、練習して唱えてみましょう。
仏壇のろうそくの燃え方による意味の違い~スピリチュアル~
仏壇に置かれたろうそくの炎の色による、ご先祖様からのメッセージの違いがわかりましたね!
次にろうそくの燃え方に焦点を当てて、意味の違いを紹介します。
ろうそくの燃え方による意味の違い
- 炎が縦に長く伸びる場合
- 炎が激しく燃える場合
- 左右のろうそくの燃え方が違う場合
- 手を合わせている間炎が揺れる場合
炎が縦に長く伸びる場合
炎が縦に長く伸びる現象には、科学的な理由とスピリチュアルな理由があります。
科学的な理由は、ろうそくの芯が長く出ていると、おのずと炎が大きく、長くなるため。
ろうそくの芯が溶けた蝋に埋まって短くなると、炎も小さく、短くなります。
このため、炎が縦に長く伸びる現象は、一般的に起こりうることだと言えますね!
ただ、科学的にみても不自然なほど縦に伸びることがあります。
普段の炎より、2,3倍も伸びていることがあるのです。
こういった際は、スピリチュアルな観点から分析すると、仏壇のろうそくが縦に長く伸びるのは、霊体があなたの近くに来ていることを意味します。
炎が縦に長く伸びている様子を見て、不思議な感覚や違和感を覚えたら、おそらく故人やご先祖様が現世に来ているのでしょう。
ろうそくを見つめたり、ご先祖様へ思いを馳せながら手を合わせることで、ご先祖様がメッセージを送ってくれる可能性があります。
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炎が激しく燃える場合
仏壇のろうそくの炎が激しく燃えている場合は、ご先祖様があなたに何かを伝えたがっていることを表しています。
ご先祖様が伝えたいメッセージは、警告のようなものとも限りません。
現世の家族への感謝の気持ちである場合も多いようです。
さらに、激しく燃えるだけでなく、炎が大きく揺れるのは、ご先祖様が喜んでいる証拠と言われています。
また、仏壇には一般的に左右にろうそくを配置しますね!
左右のろうそくに火をつけたとき、左右の片方だけ激しく燃える場合もあります。
このように左右で燃え方が違う場合については、次に紹介します。
左右のろうそくの燃え方が違う場合
左右のろうそくの燃え方が違う場合は、ご先祖様に守られている証を示しています。
ただし、左右で意味が異なるため、以下で確認していきましょう。
右のろうそくの炎が激しく燃える、もしくは炎が揺れている場合は、何事も順調に進み、問題のない状態を意味します。
あなたの行動に対して、ご先祖様や神様があなたを後押ししてくれますよ!
左のろうそくの炎が激しく燃える、もしくは炎が揺れている場合は、警告を意味しており、少し注意が必要です。
交通事故やケガ、病気や人間関係のトラブルなどの予兆を示しているため、慎重に行動しましょう。
しかし、以上のような警告を受けても、ネガティブになる必要はありません。
左右のろうそくの燃え方が違うのは、総じてご先祖様に守られている証です。
このため、左のろうそくが激しく燃えても「ご先祖様が自分を災難から守ろうとしてくれている」と捉え、感謝することが大切です。
手を合わせている間炎が揺れる場合
手を合わせている間、炎が揺れ出したら、ご先祖様は笑っておられる証拠です。
「ありがとう」と炎を通じて私たちに伝えようとしてくれています。
溶けたろうそくにもスピリチュアル的意味がある
溶けた蝋が竜のウロコのようになった場合、龍神様の加護を受けていたときに起こります。
龍神様とは、気象を司る神様です。
[龍神様が写った写真は見て良い?]神様が写った写真は見てはいけない?
ですが、他の神々より人間との関係が深いと言われており、仏壇のお手入れなどをしっかりすることで力を貸してくれることもあるかもしれません。
逆に、お手入れを蔑ろにすると天罰が下るかもしれません。
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仏壇の炎の正しい消し方~ご先祖様に失礼のないように!~
お坊さんが解説してくれている動画がありますので、詳しくはこちらをご覧ください。
まず1つ、NG例としては息を吹きかけて火を消すことです。
ご先祖様に失礼当たらない火の消し方は下記のようになります。
- 手で仰いで消す
- 団扇で仰いで消す
- 灯明消しを使う
- 指でつまんで消す
【体験談】仏壇のろうそくは身近で亡くなった人からのメッセージ
ここでは、筆者の体験談を紹介します。
2年前、筆者の母が亡くなり、葬儀、初七日と法要が執り行いました。
不思議な出来事が起きたのは、四十九日の法要の際です。
葬儀に来られなかった母の親友のAさんが、法要の際、仏壇に手を合わせたときにだけ、縦に伸びていたろうそくの炎が、急に小さくなったのです。
次々に参拝客が来られましたが、この現象が起きたのはAさんのときだけでした。
Aさんは「あなた(筆者)のお母さんから、よく来たねって言われたような気がした」と言っていました。
筆者も、急に小さくなったろうそくの炎を見て、母の笑顔が頭に浮かび、Aさんを歓迎しているように見えたのです。
非常に不思議な体験でした。
このように炎の様子を見て、直感を働かせると、亡くなった人からメッセージを受け取れるかもしれません。
他にも、後ろに引っ張られる感覚がある人は、
こちらの記事「後ろに引っ張られる感覚の意味とは?【スピリチュアル体験】」
を参考にしてください。
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【まとめ】ろうそくの炎によるメッセージを見逃さないで!
仏壇のろうそくの炎の色や燃え方によって、どのような意味を持つのか、ご先祖様がどのようなメッセージを伝えているのか、がわかりましたね!
炎の状態によっては、感謝だけでなく、警告や不満、怒りを表すことを説明しました。
しかし、すべてのメッセージは現世に生きる私たちに幸せになってほしいという、ご先祖様の心遣いによるもの、ということを忘れてはいけません。
つまり、仏壇のご先祖様は、いつも私たちを見守ってくれているのです。
ろうそくの炎によって、メッセージを受け取ったら、感謝の気持ちを込めて供養をし、ご先祖様を安心させてあげましょう。