買ったベルトの穴のサイズが合わなかったとき、自宅にあるものですぐに穴開けができたらいいな、と思いますよね。
今回は、身近にあるもので穴開けに代用できるものをご紹介していきます。
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もくじ
ベルトの穴開けにボールペンを使わないほうがいい
出典:pixaway
ボールペンはベルトの穴を開ける道具として代用できますが、おすすめはできません。
どうしても今すぐにベルトに穴を開けたいけど、自宅に最適な道具がない場合ってありますよね。
ボールペンって先が細いし、穴くらい開けられるのではないかと思われるかもしれません。
しかし、ボールペンでベルトに穴を開けるのは、次のようなデメリットがあるのです。
1つずつご紹介していきましょう。
ペン先の太さ程度の穴しか開けられない
ボールペンの先って直径1㎜もありませんよね?
そのため、ボールペンでベルトに穴を開けようと思っても、ペン先の太さくらいの小さな穴しか開けられないのです。
せっかく穴を開けても、ボールペンの先くらいの穴だと金具が通らないですよね。
その結果、ドライバーやハサミなど他の道具を使って、金具が通るほどの穴までこじ開ける必要があります。
手間も増えるし、見た目も汚くなってしまうので、ボールペンで穴を開けるのは避けたほうがいいでしょう。
穴開けに強い力が必要なので、時間がかかる
ボールペンの本来の使い方は、字を書く道具です。
先も鋭利ではないので、ベルトほどの硬いものに穴を開けるにはかなり強い力と時間が必要となってきます。
無理に硬いものにボールペンを刺していくわけですから、ボールペンの先が折れてしまう場合があるかもしれません。
大変な思いをして穴を開けたのに、見た目も悪くボールペンまで折れてしまったら、意味がありませんよね。
ベルトが痛み、仕上がりも悪くなる
ボールペンでベルトに穴を開けるとき、なかなかボールペンが刺さらず、ベルトを曲げたり握ったりしてもつため、ベルト自体が痛んでしまいます。
自宅にあるもので、どうしても今穴を開けたいということは、今すぐそのベルトを使いたいという状況ですよね?
それなのに、肝心のベルトが痛んでしまっては意味がありません。
さらに、無理に穴を開けるので、きれいな状態とは言い難い仕上がりになってしまいます。
せっかくの大切なベルトを、サイズを合わせて使いたいと思っても、合わない道具を使ったせいで台無しにしてはもったいないですよね。
ボールペンをベルトの穴あけに代用できますが、デメリットが多いのでボールペンを穴開けの道具として代用するのは控えましょう。
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ベルトの穴開けにはレザー用穴開けポンチを使おう
出典:pixaway
ベルトにきれいな穴を開けたい場合には、レザー用の穴開けポンチがおすすめです。
ベルトに穴を開けるのに、1番手軽にきれいな穴が開けられます。
穴開けポンチはホームセンターでも購入できますが、ダイソーなどの100均でも購入できるのですよ。
ベルトの穴開けは、自宅にある道具で代用も可能ですが、きれいに仕上がるために、100円で買えるレザー用の穴開けポンチの購入も検討してみてくださいね。
穴開けポンチを使う場合、土台となるテーブルを保護したり、ポンチを上から叩いたりするためのハンマーも必要になります。
そこで、穴開けポンチでベルトに穴を開けるときに必要な道具と、作業手順をご紹介していきますので、参考にしてくださいね。
ベルトの穴開けに必要な道具
レザー用の穴開けでベルトに穴を開けるには、次の道具を一緒に用意しましょう。
- 穴開けポンチ
- テーブルを保護するための厚手の雑誌や段ボール
- ハンマー
ポンチ1つだけでは穴を開けることはできません。
穴が開いた棒状のポンチをハンマーでうえから叩いて、ベルトを貫通させ穴を開けます。
そのため、ハンマーでポンチを叩く際の振動を和らげたり、テーブルに傷ついたりしないように、作業場所を段ボールが雑誌で保護しましょう。
ハンマーも100均で購入できるので、自宅にハンマーが無い方は合わせて買うことを忘れないようにしてくださいね。
穴開けポンチでベルトの穴開けを行う手順
次に実際に穴開けをする手順をご紹介していきます。
- 穴を開けたいベルトの穴の間隔を測る
- 同じ間隔になるように開けたい穴の位置を決めてしるしをつける
- テーブルなどに傷がつかないように、ベルトの下を保護する
- 印をつけた箇所に穴開けポンチを当てる
- 穴開けポンチの上からハンマーで叩いて穴をあける
ベルトの素材にもよりますが、結構強く叩かないと、ポンチがベルトを貫通しません。
何回にも分けて細かく叩くのではなく、力を入れて一気に叩きましょう。
ベルトの裏を確認し、貫通していれば穴開けが成功です。
穴を開ける際には、ハンマーで叩いて穴を開けるので、穴開けポンチからハンマーがずれてしまい、手を怪我しないように気をつけましょう。
ハンマーの取り扱いに不慣れな人は、軍手をして作業するのもおすすめです。
またテーブルを保護していても、ハンマーで叩く際に大きな音がするので、周りに配慮が必要です。
家族やまわりに人がいる場合には、十分に気をつかいましょう。
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ベルトの穴開けに代用できる道具
出典:pixaway
100均で穴開けパンチは購入できるけど、どうしても買いにいく時間がない、とにかく今自宅にあるものでベルトの穴を開けたい方におすすめの代用品をご紹介していきます。
紹介するものが自宅にあったら、失敗してももったいなくないベルトで試してみるのもいいかもしれませんね。
目打ちを使う
目打ちは、先端が鋭利な針のようになっているので、皮製品などの硬いものでも穴を開けられます。
厚みがある硬めのベルトに穴をあけたい時に使いやすいでしょう。
ベルトに穴を開ける際も、尖った部分で穴を開けたい場所に、小さなしるしをつけることで失敗しにくくなりますよ。
実際に穴を開けるときは、下に厚手の段ボールなどを下敷きにしましょう。
そうすることで、目打ちがベルトを貫通した時、土台を傷つけません。
目打ちで穴を開けても、あまり広い穴を開けることができないので、もし金具が通らなければ、ドライバーなどでさらに穴を広げてあげる必要があります。
そのさい、無理に穴を広げるので、見た目が綺麗とは言い難いです。
それでもとりあえず穴を開けたいという方は、1度ご家庭に目打ちがあるか確認してみるといいかもしれませんね。
はと目を使う
目打ちやキリ、アイスピックで穴を開けたけども、穴が小さすぎて金具が入らなかった場合には、と目パンチが便利です。
はと目パンチは本来、ハトメの金具をセットして使うものです。
しかし、穴をさらに広げるときにはハトメはセットせずに、小さすぎた穴に合わせてはと目パンチで挟み、取っ手を握ると穴を広げられます。
しかし、小さな穴を無理に広げるので、目打ち同様、きれいな見た目とはいえません。
もともとはと目パンチは、レザークラフトや手芸用品として使われる場合が多いので、試してみたい方は、お店の手芸用品が置いてあるコーナーを探してみましょう。
ドライバーを使う
しっかりと広い穴を開けたいのであれば、ドライバーを使ってみましょう。
ドライバー単体では穴は開けられませんが、目打ちや千枚通しを使って穴を開けたあとに、その穴を広げるのに有効な道具です。
この方法であれば、ビニールの素材や、薄手のベルトでも代用が可能です。
しかし、ドライバーでは穴を広げるのにきれいな円を描くことはできません。
そのためどうしても、いびつな形の円になり、見た目も悪くなってしまいます。
どうしても広い穴を開ける必要がある場合にこの方法は有効的ですが、目打ち同様、見た目を気にするのであれば他の方法を試してみましょう。
千枚通しを使う
目打ちよりも先端が細く、ベルトの穴を開けるのに代用できます。
千枚通しとは、多くの重ねた紙を刺し通して、小孔をあけるために用いられる道具です。
そのため、目打ちやキリに比べて先端が細長くなっています。
先端が細い分、ベルトに穴を開けるのにはかなりの力が必要となります。
千枚通しでベルトに穴を開けるときは、あま無理に力をいれてしまうと先端が折れる可能性があり危険です。
充分に注意しながら作業するようにしましょう。
彫刻刀を使う
ベルトの穴を開けたい箇所に、先に円を目印として描いておき、そこに彫刻刀と金づちで穴を開けていく方法です。
先に書いた円に彫刻刀を合わせて、金づちでうえから叩き、少しずつ穴をあけていくのですが、彫刻刀が円からずれないように注意が必要になります。
少しずつ作業を進めていても、ちょっとずれただけでベルトに傷がつくので、慎重な作業が要求され、根気が必要かもしれません。
彫刻刀が自宅にある方も少ないかもしれませんが、もし自宅にあるよ、という方は1度試してみてはいかがでしょうか。
アイスピックを使う
アイスピックは市販でもサイズ豊富に売られているので、開けたい穴のサイズを選びたい時に便利ですよ。
アイスピックは本来、板氷を割ったりロックの氷を形作ったりするときに使う道具です。
氷を割れるほど先端が鋭利であり、針の太さもベルトの穴くらいあるものもあります。
そのため、穴を開けた後にそのまま穴も広げられるので、道具1つで簡単に穴あけができるのです。
しかし、穴を開ける時にベルトをもった状態でアイスピックを刺すのは、ケガの恐れがあるのでやめましょう。
テーブルなどの土台のうえにベルトを置いて、そのうえから刺して穴をあける際には、アイスピックがベルトを貫通して、土台を傷つけてしまいます。
厚手の雑誌や段ボールを敷いたうえで作業するようにしてくださいね。
代用品についてはこちらの記事でも解説してます!
ベルトの穴開けを代用できる道具7選!きれいに開ける方法も紹介!
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まとめ+関連記事
この記事をまとめると
- ボールペンでの穴開けは力も時間も必要なのでおすすめできない
- きれいに穴開けするなら100均の穴開けポンチ
- 目打ち・キリ・千枚通しを使う場合は、ドライバーなどで穴を広げる必要がある
- 彫刻刀と金づちを使う場合はずれないように慎重な作業が必要
- アイスピックは道具1つで穴開けと穴を広げる作業ができる