健康

風邪でコーヒーを飲むのは大丈夫?良い効果や注意点、薬との併用は?

風邪のとき、刺激物であるコーヒーを飲んではいけないと言われたことありますよね。コーヒー好きにはツライことですが、それって本当のことなんでしょうか?反対にコーヒーを飲んだら元気が出るという話も聞きます。
では風邪の時にコーヒーは飲んでもいいのでしょうか?またその効果や注意点等も気になりますよね!
そのため今回は、風邪でコーヒーを飲むのは大丈夫?良い効果や注意点、薬との併用は?をご紹介します!^^

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風邪でコーヒーを飲むのは大丈夫?その効果は?

出典:https://calori.jp/eat/post-13550/

結論から言うと、飲んでもOKです!
もちろん、飲みすぎや注意点は気を付けましょう!後半に記述しています。

コーヒーに含まれるカフェインが風邪に良い効果があります。
ではどのような効果があるのでしょうか。

風邪でコーヒーを飲む効果1:頭痛の緩和に

出典:https://pre-meno.net/zutsuu/

コーヒーに含まれるカフェインが血管を収縮して、頭痛を抑えてくれます

ズキズキと痛むあの不快感はツライですよね。なぜ風邪をひくと頭痛がするのでしょう。

熱が出ると、血管が余計な熱を放出しようとします。手段の一つとして血管を広げます。
血管が広がると、まわりの筋肉や内臓に圧迫がかかります。
筋肉や内臓がズキズキすることはほぼありませんが、頭の中でそれが起こると圧迫されるのは脳です。
脳は神経細胞の塊です。圧迫され刺激されることによって痛みを生じ、それがズキズキになるのです。

ではコーヒーに含まれるカフェインは、どういう効果をもたらすのでしょうか。
カフェインには、血管を収縮する働きがあります。
広がった血管を縮めることによって神経は解放され、頭痛を抑えてくれます。

風邪でコーヒーを飲む効果2:発汗作用で熱を下げる

出典:https://kira-to.com/odeko-ase/

コーヒーは汗をわざとかかせることによって熱を下げてくれます。

汗の分泌というものは、交感神経の働きによって生じる症状です。
交感神経は活発に活動する時に働く自律神経で、これにカフェインが影響を及ぼし、発汗を促してくれます。

また、コーヒーはホットの状態でも身体を冷やしてくれる効果があります。
この2つで解熱の効果で、解熱を助けてくれます。

風邪でコーヒーを飲む効果3:胃を活発にして、消化を補助

出典:http://myonsen.net/category5/entry52.html

コーヒーは胃液の分泌をうながし、消化を助けてくれ、食欲を回復させてくれます。

コーヒーを飲み過ぎると胃が痛くなると言いますね。
胃液の分泌が過剰になりすぎて、胃の調子が悪くなるというわけです。

適度な量で胃液を分泌すると、消化吸収の力がアップします。
ということは、食欲がわくということですから、体力・エネルギーを補給できますね!

風邪でコーヒーを飲む効果4:つらい咳やタンを抑える

出典:https://allabout.co.jp/gm/gc/299711/

交感神経を活発にすることによって、

くなっている気道を広げ、息が楽になり咳をおさえてくれます。

なぜでしょうか。

昼間はなんともないのに、夜布団に入ったら咳やタンが出ますね。

暖まるから、とよく言われますが、あれは副交感神経が働いているせいです。
副交感神経は行動する交感神経と違って、リラックスし体を調整する神経です。

副交感神経は筋肉を緩ませます。筋肉がゆるむと気道が狭くなります。
気道が狭くなると、菌に敏感になり、それを排除すべく咳やタンが出るのです。
ですから、副交感神経ではなく、交感神経を蘇らせれば気道はもとにもどって、喉が楽になるというわけです。

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風邪でコーヒーを飲む効果5:交感神経が免疫力を活発にする

出典:https://shinyafs.net/sunday-salaryman-4566

カフェインの作用が交感神経を優位に立たせて、代謝をよくし免疫力を活発にします。

風邪は免疫力の低下と大きく関係しています。
免疫力の低下に疲れやストレスがありますが、
ストレスは自律神経のバランスを乱すことによって、免疫力を低下させます。
自律神経は自分でコントロールできません。

ですからカフェインの力を利用して交換神経を優位にたたせるのです。
そうすることによってすべての代謝が活発になり、免疫力、抵抗力もつくということです。
コーヒーは眠気を覚ましますね。あの場合も、交感神経が優位にたつために神経が興奮するのです。

風邪でコーヒーを飲む効果6:利尿作用で異物を除去する

出典:http://www.sankalptheatre.com/entry/2017/10/18/214653

利尿作用が体の中のウィルスもいっしょに、体外へ排出してくれます。

カフェインに利尿作用があることは、よく知られたことではありますね。
コーヒー、あるいは紅茶やお茶を飲むとトイレが近くなります。

体は菌が中に入ってくると、一生懸命それを出そうとします。
コーヒーはそれを助けてくれるということです。

風邪でコーヒーを飲む効果7:鼻づまりが緩和される

出典:http://www.gigiweb.jp/articles/234

カフェインの血管収縮作用が働き、粘膜の腫れを押さえ、鼻のとおりをよくします。

風邪のときの鼻水、鼻づまりはツライですよね。熱もないのに、集中力も失ってしまいます。

鼻づまりは、鼻腔内の粘膜の毛細血管が拡張することにより、鼻の粘膜が腫れて起こります。
ウィルスによって、鼻の粘膜の抵抗力が弱くなっているためです。

カフェインが血管を収縮することは、頭痛のところで述べたとおりですが、
その働きと同じことが鼻の毛細血管にも作用し、粘膜の腫れを押さえてくれる効果があります。

風邪でコーヒーを飲む効果8:気管支を拡張して咳をとめます

出典:https://doctors-me.com/doctor/symptom/6

カフェインは気管支を拡張して、息のとおりを楽にして咳をおさえてくれます。

風邪で咳がいつまでもでもしつこく長引くってことはよくありますね。

交感神経を優位にたたせることで、咳をとめるということは述べましたが、
昼間交感神経が働いている時の咳には効かないのでしょうか。

答えは、ちゃんと効きます。狭くなった気管支を拡張する薬は、キサンチン誘導体というものですが、
カフェインはそのキサンチン誘導体そのものなのです。
薬の成分なのですから、効かないわけはありませんよね。

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風邪のときにコーヒーを飲む際の注意点は?薬との飲み合わせは?

出典:http://www.toracli.com/beauty/decaf/

こんなにも風邪の症状に効くコーヒー。
それなのに、風邪のときコーヒーを飲んではいけないという話は必ず耳にします。
理由は何なのでしょうか。それにはちゃんとわけがあります。

風邪薬との併用に注意しよう

大切なことは、飲み過ぎてはいけないということ!

風邪かな?と思ったときに、まず「薬を飲んでおこう」と思いますよね。

「コーヒーを飲んでおこう」と思う人はほとんどいないはず。

つまり、風邪をひいた状態で薬が体に入っている人状態。
その薬の中に、コーヒーの成分であるカフェインがすでに入っているのです。
風邪薬の成分表示を見てみましょう。カフェインはちゃんと書かれています。(もちろん入っていないのもあります)
つまり、薬を飲んだ状態で、コーヒーを飲んだのと同じことになり、すでにカフェインを摂取しているということになります。

カフェインは取り過ぎてはいけない成分です。
薬のカフェインにコーヒーのカフェインを重ねることにより、過剰摂取になってしまう可能性があります。
コーヒーを飲みすぎると胃に不快感を覚えたり、痛くなったりします。
適量であれば食欲促進のいい作用が働くのですが、
多すぎると胃液の分泌が過剰になり、逆に食欲不振になってしまいます。

コーヒーは中毒性のあるものですから、毎日飲んでいる人の場合、風邪をひいていても飲みたいものですよね。
しかし、薬と併用して毎日飲んでいると、カフェインの過剰摂取が毎日続くことになり、神経過敏になったり心拍数が増加したり、
動機や息切れなどを引き起こす可能性も生じてきます。

脱水症状の危険性

出典元:https://ouchimedical.com/archives/8345

カフェインを取りすぎることで利尿作用が強すぎて、
水分を多く体から出し過ぎ、脱水症状の危険性があります。

風邪をひくと、体はウィルスと戦うために多くのエネルギーや水分を使います。

生きているウィルス、やっつけたウィルス共に早く体から排泄するために利尿作用は大切です。

ただでさえ水分を消耗している体から、必要以上に水分を奪うことで脱水状態を引き起こしてしまうのです。

熱がある時などは尚更です。
カフェインはもともと水分を奪いやすいものなのです。

じゃあ紅茶やお茶はどうなの?ってことになりますね。
紅茶や緑茶にもカフェインは含まれていますが、
カップ一杯分に含まれるカフェインの含有量がコーヒーと比べてまったく違います。
比較にならないほど、紅茶や緑茶の茶葉に含まれるカフェインの量は少ないのです。

中国の漢方によると、お茶のカフェインは、“潤す”という効能があると記されています。
紅茶やお茶にも利尿作用はありますが、同時に潤すという役目も担っている。

しかしコーヒーはもともと水分を奪いやすい飲み物なのです。カフェインの量の違いによるもの。
ですから、そのカフェインをいちだんと上乗せすることで、水分もかなり多く奪われてしまうということになります。

高熱の時のコーヒーは飲まない方がいい

出典:http://coffee-chikara.jp/archives/98

高熱がある場合は、基本的にコーヒーは飲まない方がいいです。

体はエネルギーや水分を使っています。

利尿作用が働いて水分を大量に排出してしまうことはよくありません。

逆に体力が奪われてしまいます。熱がある時は、水分を摂取するようにと病院でも言われますね。
吸収力のよいスポーツドリンクなどをすすめられます。
それほどまでに風邪のときは、特に発熱の場合は水分が大切なのです。

そして、交感神経を優位にたたせ続けるのもよいことではありません。
風邪の場合もっとも大切なのは、体をゆっくりと休めること、それからたっぷりの睡眠です。

それなのに、交感神経で興奮状態にしてしまってはいけませんよね。
カフェインは覚醒作用がありますので、脳を眠らせる物質の働きを阻害します。
異常に神経が過敏になったりして、とても眠りとは程遠い状態になってしまいます。
副交感神経を優位にたたせ、リラックス効果でゆっくり休むことが一番重要です。

コーヒーは昔薬でした。

出典:http://emocoffee.com/content/76

コーヒーははるか昔から飲まれていましたが、現代のような嗜好品というより、薬のような感覚で使われていました。

薬を摂取する時、容量をきちんと守らなければ、副作用を及ぼすのと同じで、
コーヒーも飲みすぎては体に決していいものとは言えないということです。

風邪で体が弱っている時には一段と気を付けなければなりません。
カフェインはさまざまな効能をもたらしてくれる反面、それだけとても強い力を持っているものだからです。

風邪の症状、重さなど見極めて、コーヒーの飲みかたを考えましょう。

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まとめ

コーヒー好きには嬉しいカフェインの効能。
風邪気味かな?と思ったときに、ゆっくりリラックスして味わいましょう。
くれぐれも飲み過ぎないように気を付けましょう!^^

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