季節の雑学

神棚のしめ縄とは?付け方・飾り方、向きや交換はいつか、絶対必要?

お正月にはしめ縄を付けますよね? では、神棚のしめ縄とはどのような意味・由来があるのでしょうか?また、神棚のしめ縄のつけ方や向きやいつ交換すればいいのかも気になりますよね☆
そのため今回は、『神棚のしめ縄とは?付け方・飾り方、向きや交換はいつか、絶対必要?』をご紹介します!^^

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神棚とは・しめ縄とは?

出典:https://stat.ameba.jp/user_images/20151227/22/daikeisui/1c/64/j/o0800052713523998709.jpg?caw=800

神棚とは?

神棚(かみだな)は、家や事務所などに置いて、主に神道の神を祀(まつ)るための祭壇です。
神棚には3種類あり、普通一般的にみられるのは小型の神社を摸した宮形(みやがた)の中に神宮大麻や氏神札、崇敬神社の神札などの札宮(ふだみや)入れるもので、狭い意味ではこれを神棚と呼んでいて、神主などの家系がある神葬祭を行う家には、祖先の霊を祀(まつ)るための神棚があって、これは御霊舎(みたまや)と呼んでいます。
他にも、神札よりも神の依り代としての意味合いが強い「御神体」を祀(まつ)る神棚もあります。

しめ縄とは?

また、しめ縄は、神道における神祭具で、糸の字の象形を成す紙垂(しで)をつけた縄をさし、「締縄(しめなわ)」・「標縄(しめなわ)」・「七五三縄(しめなわ)」とも書き表します。
古神道においては、神の領域は、すなわち常世(とこよ)で、俗世は現実社会を意味する現世(うつしよ)であって、しめ縄は、この二つの世界の端境や結界を表していて、場所によっては禁足地の印にもなります。
つまり、神棚の注連縄(しめなわ)は、家の中で神の領域と人間の領域を隔てる境界線としての役割があるのです。

【しめ縄の起源】
しめ縄の起源は日本神話にあり、天照大神が天岩戸から出た時、二度と天岩戸に入れないように、太玉命が注連縄(「尻久米縄」)で戸を塞いだのが始まりだとされています。

神棚のしめ縄とは?その意味は?

しめ縄とは、神聖な領域と俗世を区切るもの

前述したように、しめ縄とは、神道における神祭具ですが、神聖な世界と現実の世界を、このツールで仕切るなんでとても不思議な話です。
確かに、新築の家の棟上げ式や、御旅所や、山の大岩、湧水地や泉、巨木、海の岩礁の「奇岩」などにもしめ縄が張られることを考えると、神聖なものや大自然の不可思議な力などに対しても、神聖な領域と俗世を区切ることにより、あの世や高次元の世界などの異世界が実在することを認識し、生活の中に神棚のしめ縄として取り入れていた日本人の深い叡智を感じます。
しめ縄には、太さが一定の普通の注連縄の他に、「大根締め」や「ごぼう締め」という種類がありますが、普通の場合、神棚には「大根締め」や「ごぼう締め」を用いることが多く、地域によっては違いがありますが、太い方を神棚に向かって右にして飾ります。

神棚のしめ縄の意味は?

神棚のしめ縄の意味は、やはり、家の中の神聖な領域と、いつも生活している俗世の領域と次元を隔てるための意識的境界線とも言えるでしょう。
ですから、神道における神祭具としてのしめ縄は、正面には神鏡、左右に榊を立てた榊立て、灯明を配したあとに、神棚の前方に注連縄をかけることで、神棚という神聖な領域と、その他の部屋の俗世の世界をわけ隔てるという意味合いがあります。
また、魔除けの意を表すと共に、無病息災・家内安全を願うという意味もありますので、古くから家の中で祀(まつ)られているのが理解できます。

神棚のしめ縄の交換・替え時はいつ?

ところで、神棚のしめ縄の替え時はいつなのでしょう。
そして、神棚のしめ縄の交換は、いつしたらいいのでしょう。

神棚を掃除する時に交換する

神棚の注連縄の交換は、年末の神棚を掃除する時に行うのがベストです。
1年間の無事と健康を感謝し、年神様をお迎えする気持ちを表すために飾るのがしめ縄です。

年末になると、商店の店頭にしめ縄や注連飾り(しめかざり)などが売られていますが、それを購入してきて、古いものと交換しましょう。
昔は自分で作ることもありましたが、現在はネットでも購入することができます。
神棚の掃除は年末にやるのが良いとされますが、12月29日は「二重苦」31日は「一日飾り」と言われて避けることが多いため、12月28日に行うのが吉とされます。
ですから、最低でも年に一回は、神棚のしめ縄を変えることは大事なこととして認識しておきましょう。

お正月にも交換する

しかし、お正月用に神棚の飾り付けをした場合、1月7日には年神様がお帰りになられると言われているので「松の内」と呼ばれる1月7日にはお飾りを外し、神棚は一般的な飾り物と、しめ縄だけの状態に戻すところが多いようです。

しかし、お正月用のしめ縄については地方によってもいろいろ違いがあり、4月にもかかわらず、どこの家の玄関先にもお正月飾りのしめなわが飾ってあるところもあるようです。
神棚のしめ縄については、一年中飾ってあるのが一般的だと言えるでしょう。

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神棚のしめ縄の向きは?

出典:http://geinou-ura.com/archives/15955

左へ捩(ねじ)る「左綯(な)い」

神棚のしめ縄の向きは、どうしたらいいのでしょう。
お正月の場合は特別な行事なので、左へ捩(ねじ)る「左綯(な)い」になっています。
この飾り方は、神棚に向かって右側に元の太い部分がくるように、神様から見た時に、元の太い部分が左になるように設置します。
そして、紙垂(しで)と呼ばれる、細長い紙の垂れを、しめ縄四カ所に下げるようにします。

地域によって違いがある

普通、神棚によく飾られるのしめ縄は、ごぼう締め(ごぼう注連)や大根締めと呼ばれるしめ縄です。
しめ縄の飾り方は地域によって違いがあり、ちなみに、出雲大社や伊勢神宮では逆方向に飾られているそうです。
東日本では、ほとんどが向かって右側太い部分が飾られるようになっていますが、出雲式では、左に太い部分がくるように飾られているようです。

神棚のしめ縄の向きの太陽説

さらに、太陽が強いほうを太くして、太陽が弱い方を細くする、という説もあるそうです。
それは、例えば、神棚の位置が東向きの場合、南=左(太陽が強い方)を太くします。

神棚の位置が西向きの場合、南=右(昼間の方)を太くします。
神棚の位置が南向きの場合、東=右(朝日の方)を太くします。
神棚の位置が北向きの場合、東=左(朝日の方)を太くします。

これまで述べたように諸説ありますので、神棚のしめ縄の向きで迷った場合は、近くの神社などで確認することをお勧めします。

神棚のしめ縄の付け方・飾り方は?


出典:https://www.youtube.com/watch?v=h0YmPpl8hBk&t=30s

神棚のしめ縄は、どのように飾りつければ良いのでしようか。
神棚のしめ縄の飾り方には、いろいろなケースがあります。

神棚のしめ縄の取り付け方

神棚のしめ縄の取り付け方には、

・クギにしばる方法、
・細い針金で固定する方法
・神棚の御社にひもでしばる方法

などがあります。
一番きれいに飾れる方法は、しめ縄の裏側に細い竹の棒を入れ、糸で固定し、棒ごと神棚前の天上からタコ糸で吊るす方法です。

紙垂(しで)について

しめ縄には、必ず紙垂(しで)というヒラヒラとした白い紙がついています。
紙垂(しで)は四手(しで)ともいい、特殊な断ち方をして折った紙で作ってあります。
その起源には諸説あるようですが、しめ縄の縄の部分が雷雲で、〆の子(下にさがっている藁の部分)が雨を表し、紙垂(白い紙)がイナズマを表しているといいます。
つまり、農耕文明の日本において、農作の中心であった稲作にお天気はとても重要な要素ですから、その辺りにしめ縄の起源があるのかもしれません。

聖域を表す

紙垂(しで)をしめ縄に垂らして、神棚に用いた場合は、その場所は聖域であることを表す印になります。
したがって、しめ縄と紙垂(しで)は、神棚が神聖な場所であることを表わしています。
一般的には紙垂(しで)は四垂ですが、ニ垂、八垂などもあり、地方や神社によって異なるので、お近くの神社にしめ縄の紙垂(しで)はいくつにすればいいのかを聞いてみる方がよいでしょう。

神棚のしめ縄は絶対必要?

神棚のしめ縄について説明してきましたが、神棚のしめ縄はどんな時にでも絶対必要なのでしようか。
普通、神棚にしめ縄は飾るのが正式なルールですが、必ずしも絶対必要というものではありません。

実は、飾り方にも規則もないとも言われていますが、神棚という神聖な領域と、現実生活がある俗世との境界線を保つ意味では、神棚のしめ縄は必要なものかもしれません。
それにも増して、神棚におわす神さまは不浄を嫌うので、いつも神棚を綺麗に掃除してお祀りすることを心がけるようにしましょう。

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神棚のしめ縄のつけ方や向きには、一定のルールがあることがわかりました☆これを参考に、ご家庭の神棚の手入れをしてください☆
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