季節の雑学

7月のお盆は2019年はいつ?新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)の違いも

お盆とえばお墓参りですが、その期間は地域によって違うことをご存知ですか?それぞれ風習などの違いがあるのでしょうか。また、2019年のお盆休みの時期も気になるところです。そのため今回は、7月のお盆は2019年はいつ?新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)の違いもご紹介します!^^

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7月と8月のお盆は、2019年はいつ?

 

出典:http://01.gatag.net/0013515-free-illustraition/

お盆の時期は、地域によって7月と8月に行うところがあります。

2019年の新盆(7月盆)を迎える地域

7月13日 (土) 盆の入り(迎え火)
7月14日 (土) 中日
7月15日 (日)  
7月16日 (火) 盆明け(送り火)

7月にお盆を行う地域は、東京をはじめ、横浜、愛知、静岡、金沢の都市部の地域だけです。

2019年の旧盆(8月盆)を迎える地域

8月13日 (火) 盆の入り(迎え火)
8月14日 (火) 中日
8月15日 (水)
8月16日 (金) 盆明け(送り火)

8月にお盆を行うのが、全国的な地域では主流となっています。

新盆も旧盆も期間は4日間で、お盆の時期にはそれぞれの家庭で仏壇や精霊棚にお供えをし、先祖の霊を迎え入れます。また、お墓参りをし、最後の日に火を焚いて霊を送り出すという行事です。

新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)の違いは?

出典:http://komekami.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/p8023960.jpg

お盆の時期が新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)と分かれているのは、何か違いがあるのでしょうか。

そもそもお盆の行事は、古くから7月15日を中心として行われてきました。それが2つに分かれたのは、明治時代の改暦によるものです。改暦は明治政府がそれまでの旧暦から、暦の国際基準化を目指して新暦へと変更しました。つまり太陰暦から、現在の太陽暦へと移行されました。それに伴って、お盆も1ヶ月ほど早くなったというわけです。この他にも、ひな祭りや五月の節句などさまざまな行事も1ヶ月早く執り行うことになりました。

このように、東京を中心に都市部では新暦の太陽暦に従って7月15日へと変更されたのですが、地方ではちょうど忙しい農繁期にさしかかるため、1ヶ月遅らせて8月15日に行う習慣がそのまま残っているのです。

このため、7月のお盆を新盆と呼び、8月のお盆を旧盆と呼ぶようになりました。

お盆はサンスクリット語の盂蘭盆(うらぼんえ)が語源で、旧暦の7月15日に行われる昔からの風習です。仏教の開祖お釈迦様が、あの世で極楽に行けずにさまよっている母の姿を見て、7月15日に供養することを弟子から教えられました。そこで、供え物をして亡くなった人の魂を迎え入れると、無事に往生できたという教えからきているという説もあります。

旧暦の7月15日に行われていた旧盆は、新盆で行われれている行事とほとんど同じものです。

新盆は「しんぼん」と読み、旧盆は「きゅうぼん」と読みます。また、人が亡くなり49日法要が終わって最初に迎えるお盆のことを初盆「はつぼん」または新盆を「にいぼん」と呼んで、供養する習慣があります。新盆「しんぼん」とは意味が違いますので注意してくださいね!

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新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)の地域は?

出典:https://www.sozai-library.com/sozai/2531

新盆(7月盆)の地域
東京(多摩地区の一部を除く)、神奈川、静岡、愛知などの都市部や、北海道、東北の一部、北陸では金沢の都市部など限られた地域だけです。この地域では、7月15日を中心にいろいろな祭りが開催されるところもあります。

旧盆(8月盆)の地域
おおむね、全国の地域では、8月にお盆を迎えます(上記の7月盆を行うところ以外)。旧盆の地域では8月15日がお盆の中心で、8月13日〜16日の4日間にお盆の行事が行われます。京都など、8月7日から「お盆始まり」を迎えるところもあります。

沖縄や奄美大島では、旧来通り旧暦の7月15日頃にお盆の行事が行われています。旧暦に従い、8月前半〜9月前半まで、毎年、お盆の時期が変わります。

新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)の地域による行事や風習の違い

出典:kojinews.blog.so-net.ne.jp

地域の風習などによってお盆期間中の過ごし方は様々です。

新盆7月15日・旧盆8月15日は、お盆の中日でお墓参りや送り火をするところもあります。

16日に送り火をするのであれば、8月15日・7月15日はお盆の中日となります。もし15日に送り火をするのであれば、8月15日・7月15日がお盆の送り日ということになります。15日の夕方か16日の夕方のどちらかで送り火を焚き、先祖の霊をあの世へ送り出します。

お盆の期間は、全国の自治体が開催する盆踊りや昔ながらの風習が受け継がれているところがあります。
北海盆踊りは、北海道のお盆の時期に大々的な開催される盆踊りです。北海盆唄の発祥とされる「三笠北海盆踊り」、札幌市の大通公園の「さっぽろ夏まつり」、「滝川駐屯地盆踊り大会」、「くしろ市民北海盆踊り」など、大勢の人々で賑わいます。

東北地方では、青森県の「黒石よされ」、岩手県の「舟っこ流し」、秋田県の「毛馬内の盆踊」「一日市の盆踊」など、短い夏を惜しむように夜通し踊り流します。

関東地方では、栃木県の「百八灯籠流し」、東京都の「佃の盆踊り」、「深川祭」、千葉県の「木更津港まつり」、神奈川県総持寺の「み霊祭り」と盆踊りなど、お盆の送り火のような行事で先祖を偲びます。

中部では、富山県の「おわら風の盆」、長野県の「かんば焼き」、愛知県の「乗本万灯」(新城市)・「振り万灯」(豊田市)、岐阜県の「郡上おどり」、静岡県の「遠州大念仏」など、お盆にちなんだ昔からの風習が受け継がれています。

近畿地方では、京都の「五山の送り火」や、奈良県の「高円寺大文字送り火」が夏の夜空を彩る風物詩となっています。

中国・四国地方では、広島県安芸地方の「盆灯籠」、鳥取県「傘踊り」、 徳島県の「阿波踊り」で熱気あふれる盆踊りが繰り広げられ、全国から観光客が訪れる一大イベントとなっています。

九州・沖縄地方では、長崎県の「精霊流し」(佐賀県、熊本県の一部でも行われます)、沖縄の「エイサー」、石垣地方の「 アンガマ」などの伝統芸能を奉納して先祖の霊を迎えます。

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7月と8月のお盆が2つに分かれたのは明治時代の改暦が理由でした。お盆は、家族揃ってお墓参りすることに変わりはありません。また、全国の盆踊りや夏祭りも楽しそうです。この記事を参考にして、ぜひ出かけてみてください!

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